スイ’S LOG

主にセクシャルマイノリティ(アロマンティックやアセクシャル多め)について発信していきます。たまに関係のない思ったことも書きます。

コロナウイルス流行により垣間見えた働き方に思ったこと

 今世界中で新型コロナウイルスにより様々な箇所で様々な理由で過剰ともいえるほど反応してしまっている。中には過剰が適正というものもあるけれど、どう考えても反応することは間違えているだろうというものもある。反応しなくてもいいだろうというものは放っておいても、それ以外のところで少し思うところがあるので文字にして残そうと思う。

 

 Twitterをに眺めていると、ふと『妊娠4ヶ月なのにコロナウイルス感染リスクの高い満員電車に乗って通勤しなければならず、子供の命を守るには会社を辞めるしかないが正社員を辞めると経済的損失が大きすぎる』というツイートを見た。

 知識不足のために妊婦がコロナウイルスに感染するとどうなるかということは知らないが、母子ともに死、もしくは流産となるリスクがそれなりにあってある程度効果があるとされている薬も使えないとかそういうことがあると予想する。コロナウイルスが流行してもしてなくても妊婦を色々な意味でリスクの高い満員電車で通勤させるというのもどうかとも思う。

 そして、このツイートを見たときになぜ会社はリモートワークや時差出勤をさせないのだろうかと考えた。リモートワークに関しては、リモートでの作業が現実的な職種ではないとか社内SEなどがおらず、方法を調べても単語の理解すらできないのかもしれない(PCの知識が誰一人持っていない会社などはいとは思うが)。リモートワークができないならばフレックスタイム制を導入すればいいのにとは思う。いわゆる時差出勤が可能になる。何かの販売店などでオープン時間が決まっているのだとしても、今はどこのお店も開店時間、閉店時間ともにズラしているからもはや関係ない。これら以外にも理由はいくつか考えたがすべて列挙する必要もないので割愛する。

 

 今の日本の会社はなぜかほぼ全てが週5日勤務の計40時間労働である。これは一週間のうちこれだけ最低働きなさいというものではなく、最大これだけにしなさいというものだ。そもそも法が許すからといって最大時間まで働く必要ありますか?

 世の中には毎日残業を3時間しても仕事が終わらないと言っている人もいる。現状のままでは終わらないかもしれないけれど、人を増やすなりやり方を見直して無駄を省くとか様々な方法で一人当たりの作業時間は確実に削れるはずなのだ。金銭的に余裕がなくて人が雇えませんと上役の人が言うならば、皆の残業時間が毎月10時間以下になれば今まで残業代として支払っていた金額で一人二人雇えるんじゃないですかと言えばいい(現実的ではないかもしれないが)。

 また、どう考えても無駄なのに昔からこうしているからとか言われて仕事の仕方を変えさせてもらえないならば、どんどん上の役職の人に相談していけばいい。社長まで行きついてしまって否定されればどうしようもなくなるが、社長が新しい考えを取り入れられない会社は辞めてしまったほうがいいように思う。変化の激しい時代に新しいことができない会社に未来は一切ない。現状上手くいっているかもしれなくても、世の中の少しのイレギュラーであっという間に倒産までこぎつけるから。

 

 別にわざわざ月160時間働かなくても決められた納期に求められてレベルのものができていたらそれでいいと思う。短い時間で高いレベルのものを作るために勉強時間などは膨大にかかるかもしれないけれど、そこは会社というチームがあるのだから既に時間をかけて学んだ人間が上手く立ち回るかノウハウをしっかりと教育するとか色々な方法があるはずだ。

 

 結局、どんなことを言っても実行しない限りは空想の綺麗事でしかないことは分かっている。それでも考えたことを忘れないためにも、全ての物事を投げ捨てようとしたときの枷とするためにも書き残す。

 世の中に不満があるならばできるところから動けばいい。それが現状の自分のためにしかならない勉強だとしても目指す未来に繋げるために行おう。